好事家達のカタルシス まとめページの見方
 好事家ネット主催のインターネットラジオ「好事家達の秘かな愉しみ」にて行われている、歌詞の解釈を行うコーナー“好事家達のカタルシス”のまとめページです。無断転載はご遠慮ください。

 《 》で囲まれた部分は、今回取り上げられる楽曲からの引用です。
 背景が灰色の部分は、生放送中に掲示板に書き込まれたレスを引用したものです。
 部分的に、まとめる際に必要となる改変を施してありますので、ご了承ください。


今回の楽曲について
「跪いて足をお嘗め」 (ひざまずいてあしをおなめ)
作詞・歌 宝野アリカ  作曲・編曲 片倉三起也
♪2006年 シングル 『跪いて足をお嘗め』 収録
放送:好事家達の秘かな愉しみ32 2007年9月1日




議題
1 《地獄に咲く太陽と極楽に堕ちる闇と 眩しさと絶望ならどちらが深いのだろう》
a 《地獄に咲く太陽》と《極楽に堕ちる闇》とは。
b 《眩しさ》とは。
2 《頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜》
a 《薔薇薔薇》が漢字で表されている意味は。
b 《散ラシテアゲルワ波羅蜜》とは。
3 《生きる証 聳える痛みの塔に》
《聳える痛みの塔》とは。
4 《騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ》
《蜘蛛の糸》が表すものとは。
5 《求めるのがまだ愛なんて》 《縋りたいのがなお愛なんて》
愛に前向きではない様子の主人公が考えていることとは。
6 《私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない》
a 主人公にとって「あなた」はどのような存在か。
b 《あなたの最後の一声》とは。
7 《女王様とお呼びなさい》 《母様と叫びなさい》 《姉様とお鳴きなさい》
a 女王様、母様、姉様。それぞれは同一人物なのか否か。
b 変遷していく理由は。
8 《純粋と言う汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない》
《純粋と言う汚物に塗れた宝石》が表すものとは。
☆なかなか、こゆい感じの議題が揃っております。




序幕
☆議題に入る前に。
アニメ『怪物王女』に対して思うところ
102海松:2007/09/01(土) 22:40:40 ID:Ei6ucKek
アニメ版の怪物王女ってちょっと絵がひどすぎやしないかと思ってます。
まあマッドハウスが3つも4つも同時にアニメを手がけているからなんでしょうけど。
107逝姫:2007/09/01(土) 22:43:26 ID:AHbqiFmw
>>102 わかる。
姫が可愛くない。
115秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 22:46:53 ID:KiZwjLPE
>>102
絵ひどいと思う
原作は読んでないからアニメとしてはわりと好きだけどね
95逝姫:2007/09/01(土) 22:37:03 ID:AHbqiFmw
怪物王女か…原作はいいけどアニメはさっぱりだな。
血がまったく出ない(泣
ってかもう、あの設定変更は、色々と怪物王女の根底を
覆してしまっている(苦笑
97秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 22:37:46 ID:9jsFHMJc
>>95
血の表現がNGな局ですからねー
98レク:2007/09/01(土) 22:37:54 ID:duPHC3Kw
>>95
なのであたしは音楽だけ楽しんでいます。
103逝姫:2007/09/01(土) 22:41:47 ID:AHbqiFmw
>>97 せめてねー三時くらいからのアニメだったらねー。
>>98 エンディングはいいよね。怪物王女にぴったりだよv

まぁ、怪物王女自体はいい作品だと思うよ。
☆絵に対してはあまり評判はよくないようです。


議題その1
☆スタートからいきなり大きな壁でございます。
1 《地獄に咲く太陽と極楽に堕ちる闇と 眩しさと絶望ならどちらが深いのだろう》
a 《地獄に咲く太陽》と《極楽に堕ちる闇》とは。
b 《眩しさ》とは。
c 《深い》とは。
104ossan:2007/09/01(土) 22:42:01 ID:4654DbPw
適当ですが
地獄に咲く太陽=希望?
極楽に落ちる闇=絶望?
眩しさ=希望?
全体としては希望と絶望はどっちが深い?みたいな感じかと
105レク:2007/09/01(土) 22:42:54 ID:duPHC3Kw
「地獄に咲く太陽と〜」は、跪いて足を嘗める場所にある電球(裸電球?)なのでしょうか?
「極楽に堕ちる闇と〜」は、自由から束縛に変わることなのでしょうか?
「眩しさと絶望なら〜」は、束縛から自由に変わることなんでしょうか?
108秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 22:44:18 ID:9jsFHMJc
“地獄に咲く太陽”は、
例えば、なるのが困難な職業とか、
とても魅力的で眩しいけれど、険しい道

“極楽に墜ちる闇”は、
簡単だけれど堕落の道、
もしくは麻薬みたいに、快楽が手に入るけれど行く先は闇

とか、今思いついたことを他の歌詞をかんがみずに書き込む。
110銀空線:2007/09/01(土) 22:44:34 ID:4HA9NWuk
地獄に咲く太陽=眩しさ
極楽に堕ちる闇=絶望
116王子:2007/09/01(土) 22:47:16 ID:29IxTVWg
眩しさ・・・監禁された部屋の開いたドア。
絶望・・・足を嘗める行為
☆“深い”って、どういう意味でしょうね。
111愚人:2007/09/01(土) 22:44:46 ID:ijLkt9Qc
『地獄に咲く太陽と極楽に堕ちる闇と』って…
出だしから電波ゆんゆんなことを…

絶望の果てから見える希望と、希望に満ちあふれた状況から絶望に堕ちるのとどちらが…ってことなんだろうけど。
…深いって何!?

眩しさは太陽から来ているのかと。
122ossan:2007/09/01(土) 22:51:19 ID:4654DbPw
地獄だった時に太陽がさしたときの喜び、と
極楽だった時に急に闇が堕ちたときのショック
どっちがでかいの?みたいな感じかと
128ソウマ:2007/09/01(土) 22:54:54 ID:/i3uDbGE
まぶしさに対しても「深い」という表現を使ってるところからして
んなる希望じゃなくてマイナスの意味も含んでると思うんですよね。<まぶしさ

希望を直視できないから眩しさと表現してるのかな。
希望だけでなく、希望を直視できない自分の心、というニュアンスもこめて
「眩しさ」と表現してるのかなーとか。
132秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 22:56:40 ID:9jsFHMJc
>どちらが深いのだろう

この歌は女性視点だと思うから、相手の男性(足をお嘗めといっている相手)に、
希望と絶望とどちらが、より影響を与えるか(自分を刻み込めるかみたいな)感じかなぁ。
133逝姫:2007/09/01(土) 22:57:16 ID:AHbqiFmw
どちらが深いのだろう のとこは
アリプロ的に言うなら「黒蟻な恋」と「白蟻な恋」なら
どちらがより愛が深く、本物の愛なのだろうという
意味でとってます。
眩しさと絶望 とは、愛の美しさというものと、その奥底に隠された深い闇を
対比しているのではないかと。
☆かるくまとめ。
「地獄に咲く太陽」いろいろ
希望/跪いて足を嘗める場所にある電球/困難な職業、とても魅力的だが険しい道/眩しさ/絶望の果てから見える希望
「極楽に落ちる闇」いろいろ
絶望/自由から束縛に変わること/簡単だけれど堕落の道、快楽が手に入るけれど行く先は闇/希望に満ちあふれた状況から絶望へ
「眩しさ」いろいろ
希望/束縛から自由に変わること/監禁された部屋の開いたドア
☆ところで!
124逝姫:2007/09/01(土) 22:51:56 ID:AHbqiFmw
ってかさぁ、跪いて〜の主人公の女性って
SなわけMなわけ?掻き回すようで悪いけど。
大まかにはS気取りだけど、ジャケットはもろ奴隷ですし
女は愚かな生き物だとか自虐気味だし(笑
131レク:2007/09/01(土) 22:56:27 ID:duPHC3Kw
>>124
外(振る舞い)はSで、中(本心)はMとか?

でも、M部分はピュアな心を持った少女にも感じる。
106ソウマ:2007/09/01(土) 22:42:59 ID:/i3uDbGE
この曲、おおざっぱに読み解くに
人間不信におちいってる人が、誰かを試して、
その「試し」に耐えて自分の不信を解いてくれるのを願っている、って詞ですかね。
114ossan:2007/09/01(土) 22:46:10 ID:4654DbPw
この歌詞の女の人は氷のような心の持ち主なんでしょうね。
それで男の人によってその心が溶けるのを期待しているように思う。
☆諸説でした。


議題その2
☆続きまして、議題その2。
2 《頭ノ中カラ薔薇薔薇 散ラシテアゲルワ波羅蜜》
a 《薔薇薔薇》が漢字で表されている意味は。
b 《散ラシテアゲルワ波羅蜜》とは。
☆これまた難しい。「波羅蜜」とは、仏教用語で“悟りの彼岸に達すること”、だそうです。
126ossan:2007/09/01(土) 22:53:54 ID:4654DbPw
ハラミツって悟りみたいな意味だったっけ?
それを散らすってことは煩悩の虜にするってことではないでしょうか?
薔薇薔薇ってのは・・・まぁ遊び心でしょう。
127レク:2007/09/01(土) 22:54:33 ID:duPHC3Kw
「頭ノ中カラ薔薇薔薇〜」の薔薇薔薇は、アリカさん的な、当て字と云う名の美学なのでしょうか?
「散ラシテアゲルワ波羅蜜〜」の波羅蜜は、汗?唾液?・・・なんかそう考えるとエロいですね。
134秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 22:57:37 ID:9jsFHMJc
>波羅蜜
>迷いの世界から悟りの世界へ至ることの意。実際には、そのために菩薩の行う修行のこと。

を、散らすのだから、常識とか理性とかを散らしちゃうわみたいな。
136愚人:2007/09/01(土) 22:58:18 ID:ijLkt9Qc
波羅蜜:迷いの世界である此岸(しがん)から、悟りの彼岸(ひがん)に到達すること。また、そのための修行。

地獄から極楽へ向かうってことなのかな。
150海松:2007/09/01(土) 23:07:46 ID:Ei6ucKek
「波羅蜜」は悟りへの修行という意味ですけど、
散らされる波羅蜜は、単に悟りじゃないかと思います。
「頭ノ中カラ薔薇薔薇」で常識が崩れて、「散らラシテアゲルワ波羅蜜」で悟りへと逃げることもできなくなる・・・
こんな感じでしょうか?
147レク:2007/09/01(土) 23:05:26 ID:duPHC3Kw
じゃあ、「散ラシテアゲルワ波羅蜜」は悟り(女王様とお呼びなさいとか言われていることから解放された状態)をぶち壊すってことなんでしょうか?
149秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:07:25 ID:9jsFHMJc
>>147
むしろ、散らす=下僕にしちゃうわよ ってことかと。
☆さあ混乱してまいりました。
139愚人:2007/09/01(土) 23:01:50 ID:ijLkt9Qc
頭ノ中カラ薔薇薔薇→脳内が恍惚に満ちている。

頭の中から快感が迫ってくるぅ〜って感じかなと。
アリカ様の美学で片づけてもいいと思うけど。
144秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:03:17 ID:9jsFHMJc
>頭ノ中カラ薔薇薔薇

頭の中が薔薇色と、バラバラをかけているとか
137海松:2007/09/01(土) 22:59:55 ID:Ei6ucKek
「薔薇薔薇」はまあ当て字でしょうけど・・・
ひょっとすると薔薇の花のように希望がくずれていく感じですかね。
ってか薔薇って離弁花類だっけ?
153愚人:2007/09/01(土) 23:09:16 ID:ijLkt9Qc
散ラシテアゲルワ波羅蜜→相手の幸せを邪魔する(?)

>>139の自分の意見を複合させて、
『主人公は他人の幸せを邪魔をして快感を得ている』
って解釈はどうよ?

『地獄に咲く太陽と〜』の歌詞との繋がりが分からないけど気にしない。
☆説は増えます。
91王子:2007/09/01(土) 22:34:20 ID:29IxTVWg
波羅密が鼻水に聞こえてしまうのは自分だけ・・・??
☆いっぱいいますよw


議題その3・その4
3 《生きる証 聳える痛みの塔に》
《聳える痛みの塔》とは。
156レク:2007/09/01(土) 23:12:31 ID:duPHC3Kw
「生きる証 聳える痛みの塔に〜」は、痛みに耐えてそれでこそ生きていると感じなさい、ということなんでしょうか?
157ossan:2007/09/01(土) 23:13:27 ID:4654DbPw
痛みの塔
それに登ると痛い目に遭うんでしょう。
はって登るんだか痛みに耐えてつづけるってことじゃないかな。
159秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:16:09 ID:9jsFHMJc
>生きる証 聳える痛みの搭

生きる証は搭にかかってるんですかね?
そうすると、生きることは痛みの搭を昇るようなこととか?
160逝姫:2007/09/01(土) 23:17:40 ID:AHbqiFmw
聳える痛みの〜 のところは、一番では「這って昇って」ですよね。
痛みに悶え苦しみながらも相手を想う様子が伺える。
最後のサビの「立って昇って」には、痛みという快楽に向き合い
しっかり意思をもって自分(主人公自身)を想ってほしい、という
気持ちがあるのではないかと。
つまりは、真性のSMな恋人関係を望む というとんでもない
解釈が根付いているんですが(笑
162ソウマ:2007/09/01(土) 23:17:55 ID:/i3uDbGE
痛みの塔は私のトラウマで、
かつ登る方にとっても痛みになるんじゃないでしょうか。
他人の痛みを解こうとする過程では、自分にも痛みが伴うということ。
☆わりとスムーズな進行です。
4 《騙し騙されて繋ぐ 蜘蛛の糸のはかなさよ》
《蜘蛛の糸》が表すものとは。
165愚人:2007/09/01(土) 23:18:39 ID:ijLkt9Qc
蜘蛛の糸は人間関係だと即答してみる。
168ソウマ:2007/09/01(土) 23:21:47 ID:/i3uDbGE
蜘蛛の糸は人の信頼関係じゃないでしょうか。
信頼関係だけど、騙し騙されながら繋ぐものでもあるから、はかない。
171レク:2007/09/01(土) 23:23:37 ID:duPHC3Kw
「蜘蛛の糸のはかなさよ〜」は、蜘蛛の糸=赤い糸とあたしは感じました。
174愚人:2007/09/01(土) 23:27:03 ID:ijLkt9Qc
彼女が欲しいのは騙し騙されて繋いだような偽りの愛じゃなくて、
もっとピュアな愛だと思います。
自分のために痛みの塔を必死に昇ってくれる、そんな人を待っているんですよ。
177逝姫:2007/09/01(土) 23:30:11 ID:AHbqiFmw
蜘蛛の糸→普通に恋人同士の絆では?
嘘をつくこともあるしつかれることもある。それが恋愛。みたいな感じ。
痛みの塔に昇り そうして恋うる男性。自分自身(男)の被虐性の中に
芽生えた愛。それこそが、氷のような主人公の心を溶かすのでしょう。
☆深いw


議題その
5 《求めるのがまだ愛なんて》 《縋りたいのがなお愛なんて》
愛に前向きではない様子の主人公が考えていることとは。
166秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:21:24 ID:9jsFHMJc
>愛を見下している

単に、愛なんて不確かなものは信じられなぁ〜い
と思いつつ、自分の心の中では愛を求めているから自己嫌悪的な?
167愚人:2007/09/01(土) 23:21:45 ID:ijLkt9Qc
あ・いーなーんてー
って鼻で笑っているわりには愛を欲しがっているように見える。
不思議。
169レク:2007/09/01(土) 23:21:55 ID:duPHC3Kw
「まだ愛なんて〜」「なお愛なんて〜」は、主人公の女性(女王様兼ピュア少女)が真実的(?)or純粋(?)な愛や恋愛を知らないということなんでしょうか?
172秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:24:19 ID:9jsFHMJc
過去に愛で痛い目をみて、こんな性格(涙も魂も凍りついた)になっちゃったけれど、
足を嘗めさせてる男性を見て、また愛を信じられそうだわってなりかけてるのかな。
☆この部分についてはいろいろな展開が望めました。
175夏色:2007/09/01(土) 23:27:56 ID:HBm0e1T6
愛なんて、のところは見下してない気がするんですが・・・。
求めるのがまだ愛なんて、縋りたいのがなお愛なんて
あなた達、本当の愛というものを分かっていないのね!
と言う感じだと思ったのですが。
愛って、求めるものでも縋るものでもなく
相手に無償で尽くす事じゃないかなあ、と。
179ソウマ:2007/09/01(土) 23:31:15 ID:/i3uDbGE
>>175
そこ気になるんですよね。
「求めるのがまだ愛なんて」に、一般的に対応するのは
夏色さんのおっしゃる通り「愛は与えるもの」だと思うのですが、

前の段落を考慮すると「美し貢物」=愛で、
すでに愛を傷やら血やらの形で与えてるのに、
それが愛だと気付いてないなんて愚かね、という風に。
176ソウマ:2007/09/01(土) 23:27:57 ID:/i3uDbGE
愛を見下してるってより、一般的な愛に対する見解を見下してるんじゃないでしょうか。
そんな単純なもんじゃないよと。
そんな単純なものなら最初の方の「どちらが深いのだろう」みたいに
悩まないよ、と。
180逝姫:2007/09/01(土) 23:33:56 ID:AHbqiFmw
要は、この主人公の女性は「世間一般にいう恋愛」が馬鹿らしいと
思ってるのでしょう。
痛みこそが至上の愛!みたいな感じ。
まぁ、これは主人公の性癖ですね。
☆更に。
173ossan:2007/09/01(土) 23:26:20 ID:4654DbPw
一番をSM的な雰囲気で解釈すると

地獄に咲く〜
地獄から天国に上る悦びと天国から地獄に堕ちる絶望、それと悦びと絶望
どっちが大きいかな?これからあなたで試してあげるわよ。

頭の中から〜
あなたを煩悩の虜にしてあげるわ。さぁ始めましょう。

秘めやかに〜
もう十分いたぶって私はもう満足したんだけど・・・

求めるのが〜
まだそれでも私を求めるの?男って馬鹿ね・・・

跪いて〜
だったらまだやってやるわ。私の足を嘗めたければ痛みに耐えてはってきなさい。

私の凍り付いた〜
あなたがたどり着いてが最後に言う言葉が私の凍てついた心を溶かしてくれるのかもしれない・・・
178秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:30:58 ID:9jsFHMJc
>>173
そんな感じっぽいですね。

愛を信じられなくて、自分に想いを寄せる相手に辛く当たるけれど、
相手はただ愛してくれるから、人間不信がなおりそうな。
182ossan:2007/09/01(土) 23:34:59 ID:4654DbPw
ここでいう女達は自分のことを含めているとおもう。
女の人は男を全然信じてはいないような気がする。
それでも、やっぱり彼なしではやっていけない。私たち女って悲しい生き物ね。
みたいなニュアンスかと。
☆ある種、病んでいるような歌です。


議題その6・その7
☆こちらは特に意見の書き込みがありませんでした。議題その6。
6 《私の凍りついた涙を融くのは あなたの最後の一声かもしれない》
a 主人公にとって「あなた」はどのような存在か。
b 《あなたの最後の一声》とは。
183ソウマ:2007/09/01(土) 23:36:44 ID:/i3uDbGE
相手を苛め抜いて苛め抜いて、そして最後に発せられる言葉が
「私」にとっては救いの言葉になるかも、と思ってるんじゃないでしょうか。

私にとっては一般的な悟りの道(=波羅蜜)なんて屁みたいなもので、
自分の苛めこそが相手にとっての(そして自分が望む)悟りの道だと。
☆続きまして、その6とは真逆。“永遠の議題”です。
7 《女王様とお呼びなさい》 《母様と叫びなさい》 《姉様とお鳴きなさい》
a 女王様、母様、姉様。それぞれは同一人物なのか否か。
b 変遷していく理由は。
186ossan:2007/09/01(土) 23:39:36 ID:4654DbPw
女王様→母様→姉様
だんだんランクがさがってる。だんだん対等に近づいている。
心境の変化でしょうね。心の中で対等の恋を望んでいるのでしょうか?
187秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:40:13 ID:9jsFHMJc
女王様はそのままとして、

母様と叫びなさい
→母親は守ってくれる存在だから、母様(助けて)と叫ぶ=自分から逃げようとする。

姉は、わからん。
191レク:2007/09/01(土) 23:44:14 ID:duPHC3Kw
じゃあ、
母様→助け
姉様→女王様と同一と見ている(?)
と思います。
192夏色:2007/09/01(土) 23:45:09 ID:HBm0e1T6
>>188
私もです。
お母様とお呼び!ってなんか違いますよね。

たすけてー、かあーさーんっ!みたく
かなり激しく攻め立ててる感じです。
姉さまの所は少し優しく振舞ってる気がします。
こっちはアメとムチのアメの方かな。
201秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:49:52 ID:9jsFHMJc
「おかーさん助けてー」って言え!私から逃げろ!
と虐めても、相手はひるむどころか私を愛してくる。
やべぇ、この人となら純粋=本当の愛を見つけられるかも。

みたいな。
202:2007/09/01(土) 23:51:00 ID:060KCod2
>>192
なんていうか『母様』は『私』の母親で
『私』に鞭を使った厳しい教育をしていたんじゃないかな?
それで『私』は攻撃的な人物に育ったんじゃないのかな?
と思っています
203愚人:2007/09/01(土) 23:51:54 ID:ijLkt9Qc
女王様→仕事中の主人公
母様→主人公の小さい頃の思い出に出てくる母親
姉様→プライベートの主人公

もちろん根拠はない。
205秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:53:38 ID:9jsFHMJc
「母様」といっているのが“私”なら、
1番は私視点で、2番は相手視点って読み方もできなくはない、ような。

騙し騙されて〜
→人が信じられなくなっている貴女

縋りたいのが
→それでも愛を求めるんだね

母様と叫びなさい
→泣き言を言えば良い

それでも愛を乞うのなら
僕は貴女の中の汚物にまみれた純粋を掬いだせるかもしれない。

とか思ったのさ。
208レク:2007/09/01(土) 23:55:01 ID:duPHC3Kw
じゃあ、母様=安心できる存在なんでしょうか?
207ソウマ:2007/09/01(土) 23:54:55 ID:/i3uDbGE
女王様、母様、姉さまを考えるキーはそれぞれの言葉の直前の
「跪いてお嘗めよ聖なる足」
「跪いて捧げよ永久なるもの」
「横たわって求めよ甘い舌を」
の違いだと思うのですが、さっぱりわからない
206愚人:2007/09/01(土) 23:53:45 ID:ijLkt9Qc
母様といったら『永久なるもの』って何だろうね。
☆スピンオフ議題。
《跪いて捧げよ 永久なるもの》
「永久なるもの」が表すものとは。
210夏色:2007/09/01(土) 23:56:51 ID:HBm0e1T6
永久なるもの=真実の愛、では?
211:2007/09/01(土) 23:56:56 ID:060KCod2
永久なるもの=愛??
212ソウマ:2007/09/01(土) 23:56:59 ID:/i3uDbGE
「永久なるもの」=母と子の間の愛かなぁ。
人間の愛の中でもっとも基本となるものですからね。
216ossan:2007/09/02(日) 00:00:52 ID:4654DbPw
捧げよ永久なるものは永遠の愛。
女は男を信用してないから先に愛してってこと。
☆ロマンス。


議題その8
☆次の議題では、“日本語の弱点”を突かれています。
8 《純粋と言う汚物に塗れた宝石を この手で掬い出せるのかもしれない》
《純粋と言う汚物に塗れた宝石》が表すものとは。
193秘かに愉しむ好事家:2007/09/01(土) 23:45:40 ID:9jsFHMJc
最初は、純粋のことを汚物といってるのかと思ってたけれど、
汚物に塗れた宝石が純粋かもしれないのか。

と書いてたらひいらぎさんに言われた。
194ソウマ:2007/09/01(土) 23:46:08 ID:/i3uDbGE
「純粋という汚物」だと思ってました。
「宝石」は愛、もしくはそれに類するものじゃないで、
私にとっては「純粋」は汚物なんじゃないでしょうか。
純粋でしかない愛なんて見下してそうですし。
196逝姫:2007/09/01(土) 23:47:02 ID:AHbqiFmw
純粋と云う汚物 に塗れた宝石  で区切ると思う。
純粋=汚物 宝石=SM的な愛の感情
198レク:2007/09/01(土) 23:48:29 ID:duPHC3Kw
「純粋と言う 汚物に塗れた宝石を〜」は、愛の結晶(精子?)なのでしょうか?

・・・下ネタすみません。
200夏色:2007/09/01(土) 23:48:57 ID:HBm0e1T6
私も純粋という汚物だと思ってました。
「純粋さ」の象徴って「無知」じゃないかなあ、とか。
他を知らないからこそ、混じりけがないというか・・・。
199ossan:2007/09/01(土) 23:48:32 ID:4654DbPw
純粋という汚物に 塗れた宝石
なら純粋な心がじゃまをして手に入らないもの
純粋という 汚物に塗れた宝石
なら、自分の中の純粋な心は汚物に塗れていて、あなたの助けで取り戻せるかも

どっちでも意味通るね。自分は後者の方が好き
☆ぼくも後者かな。


終幕

216ossan:2007/09/02(日) 00:00:52 ID:4654DbPw
捧げよ永久なるものは永遠の愛。
女は男を信用してないから先に愛してってこと。

大ざっぱ解釈
女は何かしらの原因、とりあえず昔の恋で相手に裏切られて、心を閉ざしてしまった。
男は信用できないけど、それでも女というのは愛が必要。
そこで、女は男に裏切られないように主導権をとる愛を選んだ。つまりSM。
しかし、痛みに耐えてはってでも足を嘗める男の姿に少しずつ心境の変化が。
女は心のどこかで対等の恋をもとめるように。それで女王様→母様→姉様
という言葉が出てくる。(結局最後は女王だけど・・・)

というわけで、僕が思う最後の一声は「女の人の名前」じゃないかなと。
219夏色:2007/09/02(日) 00:02:47 ID:HBm0e1T6
>>216
最後の一声の解釈が素敵だと思いました。
それ、良いなあ・・・。
222ソウマ:2007/09/02(日) 00:05:51 ID:/i3uDbGE
>>219
最後の一声が名前っていいですね。
女王様とお呼びなさいと言ってるけど、名前を呼ばれることも望んでる、と。
まさにツンデレ。萌えたw
220秘かに愉しむ好事家:2007/09/02(日) 00:03:08 ID:9jsFHMJc
>>216
最後が女王様に戻っているのは、ちょっと弱気になってた気持ちが持ち直して、
さあどうだ!ってなってるとか。
221夏色:2007/09/02(日) 00:05:38 ID:HBm0e1T6
>>220
そういえば、最後だけ女王様の所のリズムが違いますしね。
223レク:2007/09/02(日) 00:07:25 ID:duPHC3Kw
>>221
じゃあ、女王様=母様=姉様なのでしょうか?
で、そう言っている相手はみんな同じ男性なのでしょうか?
224ossan:2007/09/02(日) 00:08:51 ID:4654DbPw
>>223
と、おもふ。
☆好事家達の夜は明けない。