好事家達のカタルシス まとめページの見方
《 》で囲まれた部分は、今回取り上げられる楽曲からの引用です。 背景が灰色の部分は、生放送中に掲示板に書き込まれたレスを引用したものです。 部分的に、まとめる際に必要となる改変を施してありますので、ご了承ください。
今回の楽曲について
「春蚕」 (しゅんご) 作詞・歌 宝野アリカ 作曲・編曲 片倉三起也 ♪2006年 アルバム 『薔薇架刑』 収録
放送:好事家達の秘かな愉しみ38 2007年10月13日
議題
- 1 《さあ玻璃に閉じ込めなさい》
- 《玻璃に閉じ込め》るのは何か。
- 2 《曇っていく世界でもがいてあげる》
- 《曇っていく世界》とは何か。
- 3 《厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から》
- 何を表現しているものか。
- 4 《訪なう指はすべて あなたとして受け入れ》
- 《訪なう指》の意味は何か。
- 5 《浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ》
- a 《浮き上がる喉元》とは何か。
b 何に対する《贖罪》か。
- 6 《塞ぐ繭は 踊る影抱いて》
- 《踊る影》とは何の比喩か。
- 7 《上弦の月下 爪は染む 紅ゐに》
- 何故爪が《紅ゐ》に染まっているのか。
- 8 《見えない針 背中を貫き》
- 《見えない針》は何の比喩か。
- 9 《幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して》
- 《幾雫》《幾片》は何を数えているのか
- 10 《天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる》
-- 《天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる》
- a 《桎梏の縄の痕》とは何のことか。
b 《桎梏の縄の痕涸れる》とはどういうことか。
- 11 《煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしわが魂》
- 魂が煮える、魂が燃える、とはどのような状態か。
☆今回は細かく突っ込んでいくと収拾がつかなくなっていくような感覚に。 ☆それでもやるのが好事家達のカタルシス。Lyricsを一緒に開きながらご覧ください。
議題その1・その2
☆どんどん疑問が生まれ行く。
- 1 《さあ玻璃に閉じ込めなさい》
- 《玻璃に閉じ込め》るのは何か。
- 2 《曇っていく世界でもがいてあげる》
- 《曇っていく世界》とは何か。
- 78 :珠洲夜:2007/10/13(土) 23:03:05 ID:jm6vWaFU
- ガラスに閉じ込めるのは戀では?
なんて考えるのは浅はかでしょうか?
- 76 :ossan:2007/10/13(土) 23:02:45 ID:HlLfqWIU
- 閉じこめられるのは自分。
曇るのは・・・ガラス?
- 82 :珠洲夜:2007/10/13(土) 23:05:11 ID:jm6vWaFU
- 曇っていく世界は、私の心では?
☆リアリティと純ファンタジー、どちらをとるか。
- 83 :夏色:2007/10/13(土) 23:06:22 ID:VUo.qk/M
- ガラスの中に閉じ込められるのは、自分の事な気がしますね。
「閉じ込めなさい」から「もがいてあげる」に繋がりますし。
- 79 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:03:40 ID:ID5DdLFc
- 閉じ込められるのは自分じゃないですかね。
「捧ぐ贄は ただひとつの戀」→失恋、で この歌詞の主人公は自棄になってるように思えます。
- 84 :レク:2007/10/13(土) 23:07:25 ID:duPHC3Kw
- 「さあ玻璃に閉じ込めなさい〜」は、その蛾(蚕)(主役?)をコレクションのように閉じ込めることなのでしょうか?
「曇っていく世界で〜」は、蚕が繭を這っていく様子or露がかかっていく様子なのでしょうか?
- 85 :ossan:2007/10/13(土) 23:07:25 ID:HlLfqWIU
- 生き返るってことでしょうか?
輪廻転生ってやつですね。アリカ氏の好きな。
- 87 :ピカマリ:2007/10/13(土) 23:08:32 ID:BOQBYcjo
- 曇っていく世界とは、蚕が繭を作っていくときにだんだん辺りが霞んで見えていくことなのでしょうか?難しいですね。
- 89 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:10:05 ID:ID5DdLFc
- もがいて、ガラスに引っかき疵みたいのができて行くから
「曇っていく世界」なんでしょうね。 思い余って作っていく疵が、どんどんまた自分の眼を曇らせていくのでしょう。
- 86 :ケイオス:2007/10/13(土) 23:07:34 ID:MupxMIf2
- 閉じ込められるのは自分で、その人の心の傷を示し、
心のうちの世界が曇っていくということかなぁ。 でもその後のもがいてあげるってなんだろう??
- 100 :銀空線:2007/10/13(土) 23:21:10 ID:4HA9NWuk
- >>86
「もがいてあげる」は、ただ受け入れるのではなく、抵抗してあげるってことでは?
- 103 :cxJr99ds:2007/10/13(土) 23:26:27 ID:qjcqY4BI
- >>100
もがくことは糸を採ることに利用されると判っていてもそうするしかないって感じですかね
☆いったんまとめ。
- 「閉じ込められているもの」候補
- 自分(主人公)/蛾(蚕)をコレクションのように/戀
- 「曇っていく世界」候補
- ガラス/蚕が繭を這っていく様子/露がかかっていく様子/もがくことによって出来る疵(きず)/繭を作っていくときにだんだん辺りが霞んでいく/心の傷
☆そして物語は展開を続ける。
議題その3〜その5
- 3 《厭かずまた目覚め落ち 水玉の嗚咽から》
- これは何を表現しているものか。
☆まず、「厭かず」の意味について。
- 91 :那奈:2007/10/13(土) 23:10:58 ID:D59O3Lts
- 『厭』は抑えるとか鎮めるとか嫌うとか美しいとか難しそうないみが
辞書に・・・コレでは厭かずの意味がわからない・・・
- 97 :皆川蜜柑:2007/10/13(土) 23:19:46 ID:8hR/t5cY
- 皆様、今晩は。そしてお久しぶりです。
「厭かず」は飽きないで、いつまでも嫌にならないで。 または満足せず、物足りなく という意味です。 なので、満足せずにまた目覚めて… って意味でしょうか。
- 99 :覇世 棗:2007/10/13(土) 23:20:49 ID:KBoWrgRM
- 那奈さん、厭くは
1 飽きないで。いつまでも嫌にならないで。「恋人の写真を―(に)見つめていた」 2 満足せず。もの足りなく。 らしいですよー 今の自分の生に厭かず(物足りず)に。。。。どうやら私は輪廻転生説に行き着きました。
- 84 :レク:2007/10/13(土) 23:07:25 ID:duPHC3Kw
- 「厭かずまた目覚め落ち〜」は、蚕が蛾に変態し繭を割る様子なのでしょうか?
- 95 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:18:20 ID:ID5DdLFc
- 「厭かずまた目覚め落ち」と「水玉の嗚咽から」は、文が分かれてると思います。
「ひと春〜厭かずまた目覚め落ち」までは、 恋に破れたのに未練がましく(=厭かず)生きつづけている、ということだと思います。 もしくは未練がましく、別の恋を代償として続けているということ。
「水玉の嗚咽から〜受け入れ」まで 水玉=涙、で、涙ごしにぼやけて見える視界から伸ばされる手は、 全てあなたの(代わり)として受け入れている、ということでしょう。 あなたとの恋に破れた、代償行為。
- 104 :ossan:2007/10/13(土) 23:27:39 ID:HlLfqWIU
- 水玉の嗚咽=生まれた瞬間の嗚咽?
☆混乱は混乱を呼ぶのです。
- 4 《訪なう指はすべて あなたとして受け入れ》
- 《訪なう指》の意味は何か。
- 5 《浮き上がる喉元に 贖罪の痣の亀裂剥ぐ》
- a 《浮き上がる喉元》とは何か。
b 何に対する《贖罪》か。
☆主人公が犯した罪とは。
- 104 :ossan:2007/10/13(土) 23:27:39 ID:HlLfqWIU
- おとなう指=生まれた自分をさわる指?
浮き上がるのどもと。ゆでた蚕は浮き上がってくるけどなぁ・・・ 贖罪のあざきれつはぐ。蚕の繭を咲いて絹を紡ぐ。 何をたとえてるのかさっぱり分からん。
- 107 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:31:44 ID:ID5DdLFc
- 「訪なう指」と「浮き上がる喉元」を繋ぐと、
首を絞められてる光景が浮かんでしまいます。
亀裂が繭の亀裂だとすると、「贖罪の痣」=「繭」で、 贖罪のために繭をつむいでるのでしょうか。 贖罪ってそもそもなんの罪を犯したのだか。
- 114 :ピカマリ:2007/10/13(土) 23:37:50 ID:BOQBYcjo
- >>107 恋が罪なのでしょうか?う〜ん・・・
- 105 :皆川蜜柑:2007/10/13(土) 23:28:55 ID:8hR/t5cY
- 満足せずに、死ぬことなくまた生きていて。涙を流し、嗚咽を
漏らしていると他者の手が伸ばされてくる。 それを、今は居ない大切な「あなた」として受け入れて=思い 込んで、嗚咽を漏らして浮き上がった喉元に、贖罪としての痣を作る ために肌に亀裂を作り、さらにそれを剥がした。 ……すみません、映画の見すぎのせいかグロテスクに なっちゃいましたね。 ただ、この方は何の罪を犯したのかがわからないです。
- 111 :珠洲夜:2007/10/13(土) 23:35:59 ID:jm6vWaFU
- 亀裂剥いだら痛いですよね。
それで、罪滅ぼししてるのでしょうか?
- 112 :夏色:2007/10/13(土) 23:36:08 ID:VUo.qk/M
- 贖罪に関して。
私は、蚕は女性に例えられているとおもうのですが、 この女性には思い人がいるけれど、その人は自分の近くにはいない。 誰かに支えられないと生きていけないから、誰彼かまわず関係を持ってしまう。 これが罪なのかなあと妄想を膨らませておりました。
膨らませすぎですかね・・・
- 113 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:37:31 ID:ID5DdLFc
- >>112
私も、罪ってそれしか考えられないんですよね。 妄想しすぎかなと思いつつ
- 109 :ossan:2007/10/13(土) 23:32:57 ID:HlLfqWIU
- 何かが生まれ変わっている。
人か蚕か恋心か?はたまた別のものか?
- 125 :愚人:2007/10/13(土) 23:43:01 ID:nEWtflUM
- 贖罪で指す罪はそんなに美しい物じゃなくて、もっともっと何か汚らわしい救いようのないものだと思っています。
浮気とか殺人とか。
☆今後の軸となる考え方が登場。
- 108 :夏色:2007/10/13(土) 23:31:48 ID:VUo.qk/M
- 蚕は人の手で育てられないと生きていけない生物なので、
女性が蚕に例えられているとしたら、 この女性は「あなたがいないと生きてはいけないの」という感じの人なのでしょうね。
- 116 :ossan:2007/10/13(土) 23:39:24 ID:HlLfqWIU
- この主人公は自分の身をあなたに捧げているみたいですね。
それを自分の糸を飼い主に捧げて最後には羽化もできずに死んでいく 蚕にたとえているのではないでしょうか?
☆軍団カタルシス、かなりがんばっております。
議題その6〜その8
- 6 《塞ぐ繭は 踊る影抱いて》
- 《踊る影》とは何の比喩か。
- 7 《上弦の月下 爪は染む 紅ゐに》
- 何故爪が《紅ゐ》に染まっているのか。
☆「踊る影」の正体は、考えれば考えるほど不気味です。
- 118 :皆川蜜柑:2007/10/13(土) 23:40:44 ID:8hR/t5cY
- 塞ぐ繭は=自分を包んでいる繭
踊る影抱いて=繭の向こう側に影が踊って(動いて)いて、まるで繭が その影を抱いているように見える。 上弦の月下=空高く上る月の下 爪は染む=自分の爪が染まる 紅に=血の色 …私のようにこう解釈してしまうと、この方は殺人鬼になってしまう のですよね。もしくは、逆でこの方が傷つけられている。 ……どっちにしろグロテスク。 ただ、薔薇水晶は第7ドールの所詮はなりそこなった陰 ですからね。ローゼンの弟子の言うことを聞いて真紅達と 戦って、そのまま人を傷つけて、最後は贖罪を行う…? アニメ見てないから分からない。。
- 119 :ピカマリ:2007/10/13(土) 23:40:57 ID:BOQBYcjo
- 踊る影は、妄想の中の、幻影ではないでしょうか?
- 120 :レク:2007/10/13(土) 23:41:04 ID:duPHC3Kw
- 「塞ぐ繭は 踊る影抱いて〜」は、蚕が蛾に変態する場景じゃないんでしょうか?
- 121 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:41:36 ID:ID5DdLFc
- 踊る影って繭に閉じこもってるこの人のことじゃないですかね。
もがいてるから、「踊る」。 もがいてると自分にも傷がつくから、爪が紅に染まる。
- 127 :那奈:2007/10/13(土) 23:43:35 ID:D59O3Lts
- 踊る影=もがく姿、その影では単純でしょうか。
- 145 :Harvest:2007/10/13(土) 23:58:27 ID:/S5F3tiA
- はじめまして。初めて書き込みます。
よろしくおねがいします。 私的に春蚕は悲しい女性の心を蚕に例えた歌だと思います 「ただひとつの恋」を諦めざるを得なくなった私は それを諦めるため繭の中に閉じこもるが時間が流れると また恋人を思い出し、彼に似た人を愛してしまう。 彼女はそのたびに贖罪の痛みを感じるが結局それを止めることができないのだと思います。 塞ぐ繭は踊る影〜は、「踊る影」はどちらかというと楽しそうなニュアンスが あると思うので、繭に閉じこもる度に過去の彼との楽しかった想い出を抱きながら眠るということかな?
- 128 :夏色:2007/10/13(土) 23:44:24 ID:VUo.qk/M
- 塞ぐ繭は・・・のところは
蚕が自分の体を糸で覆っているところの様子(自分の体をくねらせて繭を作るので) だと思いますが・・・。
変態発言覚悟で(!)言わせていただくと、 繭は布団の事で、その中であんなことやこんなことをモゾモゾと・・・ ・・・すみません
爪は染むのところは 爪に肉片や血が引っかかるほど、強く引っ掻いているのでしょうか?
- 130 :覇世 棗:2007/10/13(土) 23:47:53 ID:KBoWrgRM
- 夏色さん>>過去に囚われ一人で行為に走り系?w
- 132 :夏色:2007/10/13(土) 23:49:55 ID:VUo.qk/M
- >>130
一人とは限りませんよ。その辺で捕まえた誰かかも・・・すみません。
☆「くれない」を「紅ゐ」と書くセンスね。しかしまあ妄想しやすい詞です。
- 129 :ケイオス:2007/10/13(土) 23:46:12 ID:MupxMIf2
- 『塞ぐ繭は 踊る影抱いて〜紅ゐに』
主人公の女性は塞ぎこんだ心に楽しみを求めるのだが、 半月の今宵はまた爪をむしる(もしくは体を引っかいている) ので血の色に染まってしまっている。
ちょっと妄想に走ってるよw
- 117 :珠洲夜:2007/10/13(土) 23:40:13 ID:jm6vWaFU
- 紅いといったら、血が真っ先にでてきます。(危ない汗
- 122 :ossan:2007/10/13(土) 23:41:52 ID:HlLfqWIU
- 爪が紅の染まるのはもがいたからかな。
繭の壁をひっかいて出血。 もがいてあげる、の部分とつなげるとガラス=繭なのではないでしょうか?
- 125 :愚人:2007/10/13(土) 23:43:01 ID:nEWtflUM
- 影抱いてということは実体はどうなってるのだろう…?
『あなたの幻影だけを追いかけて』ってことかな?
- 126 :レク:2007/10/13(土) 23:43:30 ID:duPHC3Kw
- 「上弦の月下爪は染む紅ゐに〜」は、月明かりの下、指にまとわりつく繭or蛾の体液なのでしょうか?
- 140 :愚人:2007/10/13(土) 23:55:21 ID:nEWtflUM
- 春蚕というのがこの主人公のことなのは確実でしょうね。
俺は主人公がぐるぐるに縛られていて、縄で括られる自分を蚕と重ね合わせてるんだと思います。 自分の罪を滅ぼすために相手に殺されようとしている。 『爪は染む 紅ゐに』は相手が自分をまさに殺しているところ。
と、猟奇な設定が頭から離れません。
☆参加者それぞれの脳内でいろいろな『春蚕』という物語が築かれ始めた頃です。
- 8 《見えない針 背中を貫き》
- 《見えない針》は何の比喩か。
- 131 :ソウマ:2007/10/13(土) 23:49:16 ID:ID5DdLFc
- ガラスってのは、もしかしかしたら昆虫標本を意識してるのかな、と思ってます。
2番の、「見えない針 背中を貫き」てところが、昆虫をピンで刺す 昆虫標本っぽい気がしますし。
- 134 :夏色:2007/10/13(土) 23:52:32 ID:VUo.qk/M
- >>131
すごく納得。 それだと「私をあなただけのものにしてよ」と言う意味合いも考えられますね。
- 139 :cxJr99ds:2007/10/13(土) 23:54:15 ID:qjcqY4BI
- >>131
そんな気もします。糸を採られる描写もはっきりとは無いし。 でも蚕をそういう標本にするんですかね
- 142 :珠洲夜:2007/10/13(土) 23:56:11 ID:jm6vWaFU
- >>139さん
蚕って標本にしにくそうですねー。 蛾だったら、標本にする人を良く見ます
- 144 :レク:2007/10/13(土) 23:57:44 ID:duPHC3Kw
- >>142
そうですね。 蛾とか出てきたのでなんとなくパピヨンが出てきたり出てこなかったり。 でも、今はヴァニラ・アイスとDIOが出てくるかなぁ。
- 147 :cxJr99ds:2007/10/14(日) 00:00:11 ID:qjcqY4BI
- >>142
でも訪なう指を受け入れるとか、おとなしく標本になるイメージですよね。
- 150 :レク:2007/10/14(日) 00:01:37 ID:duPHC3Kw
- 「見えない針背中を貫き〜」は、役目(繭作り)を終えた蛾を標本コレクションにしようとしているのでしょうか?
- 151 :珠洲夜:2007/10/14(日) 00:02:47 ID:jm6vWaFU
- >>150さん
これだったら、標本に出来ますね笑
- 152 :レク:2007/10/14(日) 00:03:44 ID:duPHC3Kw
- >>151
そうですね。 蚕飼っている人のほとんどが実際そうらしいですよ。
- 143 :皆川蜜柑:2007/10/13(土) 23:57:10 ID:8hR/t5cY
- ああ、なんか皆様の思考がグロテスクに…(汗)
見えない針〜=自分の真後ろから留められたピン?が背中を貫いた 動けませぬ=痛みで動けない、またはしっかり固定されて動けない 針は、そのまんま想像するのよりも何かの比喩?視線とか? ただあなたを〜=ただ、遠いあなたをこの場所から見上げる為 …わからない。
- 153 :皆川蜜柑:2007/10/14(日) 00:05:37 ID:8hR/t5cY
- やはり、見えない針は標本にされているということを
表しているのでしょうか? 眠くて頭が回らない…
- 155 :ソウマ:2007/10/14(日) 00:06:36 ID:ID5DdLFc
- >>153
標本にされている、ということで 束縛の比喩かと思ってます
☆おもしろい!
間幕
☆ふと思ったんですが・・・
- 135 :ossan:2007/10/13(土) 23:52:39 ID:HlLfqWIU
- ふと思ったんですが・・・この主人公自殺しようとしてないですか?
あるいは殺されそうになってる。
- 137 :那奈:2007/10/13(土) 23:53:28 ID:D59O3Lts
- >>125
無理心中に一票。心中しようとして出来ずに「殺人の罪」だけ残った人(女性) じゃないかと思う。 心中はその動機や心中に行き着くまでの思いが複雑そうだし。
- 149 :ソウマ:2007/10/14(日) 00:01:08 ID:ID5DdLFc
- >>135
「絹の絲で縊りたくば」ってありますもんね
- 154 :ossan:2007/10/14(日) 00:05:59 ID:HlLfqWIU
- 首つり自殺しようとしたんじゃないかな。
のど元にある贖罪のあざはその時の傷。
ただ、まだしんでない。縄が切れて落ちたのか?だから地を這っている。 それで自分の爪で首のあざを引き裂き血に染まっている。 それで大量の血を吐いている。その様子を蚕が糸を吐く様子にたとえている。
うーむ。「あなた」は妄想の中にいるのか、本当にその場にいるのか。 その場にいるのなら自殺じゃなくて殺人だね。
議題その9〜その11
- 9 《幾雫を迎えて 幾片を飲み乾して 何度でも繰り返す 白濁の嘔吐から》
- 《幾雫》《幾片》は何を数えているのか
- 156 :珠洲夜:2007/10/14(日) 00:09:55 ID:jm6vWaFU
- 幾雫は涙では?
泣いたんでしょうね。
- 157 :レク:2007/10/14(日) 00:10:19 ID:duPHC3Kw
- 「幾雫を迎えて〜」は、蚕(先程とは別?)がまた糸を吐き、繭を作るということなのでしょうか?
- 158 :皆川蜜柑:2007/10/14(日) 00:12:41 ID:8hR/t5cY
- 幾雫=何度も泣いて
幾片=嗚咽?思い出?若しくは……。 なんか酷いので書けません(汗) 白濁の嘔吐から=……すみません、マジで私の 思考がグロテスクになってきてしまっているので、 自分の解釈が書けません。映画の見すぎだよ、マジで(瀑汗)
- 165 :珠洲夜:2007/10/14(日) 00:17:47 ID:jm6vWaFU
- >>158さん
私も今白濁の嗚咽で変な想像してしまいました。 私も爆汗ですよ。
- 173 :皆川蜜柑:2007/10/14(日) 00:21:58 ID:8hR/t5cY
- >>165様
やはり変な想像してしまいますよね(苦笑) ご飯とか喉を通らなくて吐いて、唾液の糸が……! あと桎梏とかは前の解釈で。。
- 166 :cxJr99ds:2007/10/14(日) 00:18:18 ID:qjcqY4BI
- そのまんま白濁の嘔吐は糸?
- 160 :ピカマリ:2007/10/14(日) 00:13:32 ID:BOQBYcjo
- 幾片とは、苦しみを数えているのではないでしょうか?亡國覚醒カタルシスが一番すきなのですが、ここにも苦しみを飲み乾すという表現がありますね。それと似たようなものだと思います。
- 170 :皆川蜜柑:2007/10/14(日) 00:19:39 ID:8hR/t5cY
- >>160
成程。確かに亡國でそんな表現ありますね。いくつもの苦しみを 飲み干している。 白濁の嘔吐って……白い何かを吐いた。それから 糸を繰って……唾液?苦しみを飲もうとしたが、飲めず 吐いて唾液の糸が引いている。 苦しさのまま何処なのかわからない場所の地面を這って いて、こすり擦り歩いている足元に、まるで桎梏の 痣のような痕が摩れてできた。 グロテスクから少し脱出(苦笑)
- 162 :愚人:2007/10/14(日) 00:16:14 ID:nEWtflUM
- 蚕なら、『幾雫』というのは水。
『幾片』というのは葉っぱのことなんですけどねえ。
そのまんま水と飯の比喩?
- 167 :ソウマ:2007/10/14(日) 00:18:29 ID:ID5DdLFc
- >>162
それでいい気がしてきました… 幾星霜、って言葉の蚕バージョンというか。
- 168 :愚人:2007/10/14(日) 00:18:58 ID:nEWtflUM
- 『幾雫を迎えて〜白濁の嘔吐から』
いくら水を飲んでも、いくら物を食べても、嘔吐を繰り返す。
お?これで通じるんじゃね?
☆解釈には人の性格が出るのかもしれないです。
- 162 :愚人:2007/10/14(日) 00:16:14 ID:nEWtflUM
- 蚕なら、『幾雫』というのは水。
『幾片』というのは葉っぱのことなんですけどねえ。
そのまんま水と飯の比喩?
- 167 :ソウマ:2007/10/14(日) 00:18:29 ID:ID5DdLFc
- >>162
それでいい気がしてきました… 幾星霜、って言葉の蚕バージョンというか。
- 168 :愚人:2007/10/14(日) 00:18:58 ID:nEWtflUM
- 『幾雫を迎えて〜白濁の嘔吐から』
いくら水を飲んでも、いくら物を食べても、嘔吐を繰り返す。
お?これで通じるんじゃね?
- 169 :珠洲夜:2007/10/14(日) 00:19:35 ID:jm6vWaFU
- >>168さん
なるほど!!
☆春蚕≒人生美味礼讃。
- 10 《天舞う如地を這い 擦り歩く足元に 桎梏の縄の痕摩れる》
-- 《天舞う如地を這い 擦り歩く肘膝に 桎梏の縄の痕涸れる》
- a 《桎梏の縄の痕》とは何のことか。
b 《桎梏の縄の痕涸れる》とはどういうことか。
☆本日、最大の難所。
- 159 :銀空線:2007/10/14(日) 00:12:55 ID:4HA9NWuk
- 天舞う如〜
空を飛ぶように地面を這う・・・
桎梏 「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意 人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。
- 164 :ossan:2007/10/14(日) 00:16:49 ID:HlLfqWIU
- どうやら縄で縛られてるみたい。
「あなた」が縛ったんでしょう。SM?殺人?
- 171 :ソウマ:2007/10/14(日) 00:21:35 ID:ID5DdLFc
- 桎梏の縄の痕涸れるって、
痕が薄くなってるってことでしょうか。 解放されちゃった?
- 174 :那奈:2007/10/14(日) 00:22:12 ID:D59O3Lts
- 桎梏の縄の痕…足にする手錠っぽいのかと思ってた。
『痕擦れる』桎梏の縄は足になく、その痕の付いた足がまだそこに 桎梏の縄があるかのように擦っているのかな。
☆あまりに日常からかけ離れていて、ぼくにはイメージがしにくいです。
- 11 《煮えよ燃えよ ただひとかけ 残りしわが魂》
- 魂が煮える、魂が燃える、とはどのような状態か。
- 177 :ピカマリ:2007/10/14(日) 00:23:39 ID:BOQBYcjo
- 煮えよ燃えよ〜この辺りは、春蚕の中でも大好きな箇所なんですが、蚕がいよいよ殺される所ではないでしょうか?
- 176 :レク:2007/10/14(日) 00:23:17 ID:duPHC3Kw
- 「煮えよ燃えよ〜」は、繭が加工される様なのでしょうか?そして、その繭の作り主(蛾、蚕)の命も尽きたということじゃないんでしょうか?
- 180 :cxJr99ds:2007/10/14(日) 00:25:06 ID:qjcqY4BI
- 身は煮て食うなり焼いて食うなり好きにしろ。
魂(戀)はあなたに捧ぐものだから好きにはさせない。 みたいな
- 178 :ossan:2007/10/14(日) 00:24:02 ID:HlLfqWIU
- 煮たり燃やしたりするのは心じゃなくて体の方だと思う。
だからこころが残るんじゃないでしょうか?
- 181 :皆川蜜柑:2007/10/14(日) 00:25:11 ID:8hR/t5cY
- 絹の糸で私を括りたいのなら、束縛したいのなら、どうか汚れる
ことがないように繭=部屋?で縛ってください。 私の中に残ったわずかな魂よ、もう何もこの世に残ることなく 煮えるように燃えるように消えろ。 未練を、過去を、何もかもなくなって消えていきたいのかも しれませんね。
☆なんてアブノーマルな詞なんでしょう。なんて充実したカタルシスだったんでしょう。
|